妊娠出産

妊婦さんのお悩み、むくみの5つの原因と対策

woman showing her baby bump while sitting on floor

浮腫の症状って見た目も大きな変化があり、
痛みやしびれにも繋がって不快感がありますよね😓

むくみはなぜ起こるのでしょうか?

こんな症状ありませんか?

☑指輪がきつくなった
☑足・指がじんじんする
☑足・指が動かしにくい
☑靴がきつくなった
☑身体の輪郭が膨らんでいる
☑外陰部がじんじんする、ツーンとする
☑体重が急に増えた

これらが、むくみの症状です。
妊婦さんはむくみやすいとも言われます。

むくみの原因と対策

それは、妊娠に伴う変化と生活習慣が影響しています。
その原因を5つにまとめてみました😊

①妊娠に伴うホルモンの変化

これは、プロゲステロンの作用によるもの。
水分を体内に保持しようとする
働きがあるので浮腫みやすくなります。

②妊娠に伴い、血液が薄まる

妊娠末期には、血液の液体成分である
血漿成分が最大になり、血液が薄まります。
血管から水分が漏れ出て調整しようとし、
浮腫みやすくなります。

③骨盤内の血流低下

妊婦さんは子宮が増大していくと、
大きな静脈の圧迫が起こります。

また、運動不足による
骨盤内の血流低下が起こりがちです。

同一姿勢が多かったり、
座りっぱなし、寝るときは横向きで、
足の角度は基本曲げっぱなし、、。

そうなると、股関節前の筋肉はいつも縮みがち。

骨盤内の血流が巡らなければ
基本、体全体の血流が悪くなってしまいます 😓

外陰部のジンジン、ツーンとした感覚がある
妊婦さんも多いのではないでしょうか?

外陰部は血流が滞りやすく、
静脈瘤も起こりやすいところ。

そういう症状があるときは、
骨盤内の血流をよくする意識を持ちましょう🙌🏻

温めたり、オイルでマッサージするのも効果的です。

上半身と下半身を分断する骨盤まわりを動かす意識は
冷えない体をつくるにも大切です😁

歩く時に骨盤を動かす意識でいること、
後ろ足を残す意識で歩くと、

股関節の前側が伸ばされて
ストレッチにもなるのでオススメです♪

④足のポンプ低下

同一姿勢、立ちっぱなし、座りっぱなしで
足が常に重力を受けていると、
血液も下にたまりやすくなります。

足を動かすことで、筋肉が動き、
ポンプ作用が働き、血流が戻っていきます。

血流が滞ると浮腫みやすくなるので、
小まめに動かす意識は大切ですね♪

横になることや、足を挙上することは効果的ですね。

弾性ストッキングの着用は、履き方やサイズ、使用方法を
きちんと守り使用してくださいね!

履き方によっては、返って
血流悪化を招くので、注意が必要です😓

⑤塩分のとりすぎ

外食、加工食品、汁物の摂取が多いと、
ついつい塩分過多になりがちです。

塩分を摂りすぎると、
体内の塩分濃度を薄くするために
水分を溜め込もうと働きます。

そこで浮腫みやすくなってしまうわけですね😂

できるだけ自炊してみたり、塩分を控えて、
柑橘系でさっぱり味付けするのもおすすめです。

最後に

妊娠中のむくみは、
生理的な範囲では特に問題ないですが、
急な体重増加があると心配です🧐

腎臓機能に関連すると、
妊娠高血圧にもなってしまいます😱

妊娠中の健康のバロメーターとも考えられるむくみ。
妊娠後期は急に症状が進むこともよくあります。

むくみやすくなってきたと感じるときは、
自分のカラダや生活スタイルを観察してみて
原因を探ってみてくださいね。

むくみによって指輪が取れなくなると、
帝王切開になったときに外せず
大変な思いをすることになるので💦
(電気メスでの感電防止のため)
指輪は外せるうちに外しておきましょうね😂