コロナ感染による帝王切開率の増加
最近、臨月のクライアントさんとお話をしていて、コロナ感染してしまうと正期産が近ければ早産の段階でも帝王切開になってしまうと聞きました。。（切迫早産で自宅安静の方です🤰）
世の中そんな感じなのか！とインスタのストーリーズで簡単にアンケートさせていただきました。答えてくださった方は日本の方ですが、約8割は、コロナ陽性になったら帝王切開になるとのことでした。
もうすぐ出産になる方、産院に勤めている方のリアルなお声を聞いて厳しい現実を知りました。コロナ感染できないため、自主隔離をしている妊婦さんが多かったです。
「緊急帝王切開」というのは、母子の命の危険が迫っているから本来行われるものなので、『コロナ陽性だから緊急で帝王切開にする』のは本来の目的とは違うなぁと感じます。。
こちらオーストリアでは、コロナ陽性であった場合では、産む場所を別で確保しており、出産の際はマスク着用義務はないようです。
出産の時のマスクって拷問だなぁって個人的に思います‥。
酸素入ってこないよ‥！
苦しいよ、邪魔だよ‥！
どんな出産も感染リスクを伴うものだから医療者は標準予防策をするのが常。手袋、ガウン、マスク、ゴーグル、帽子などで身を守ります。その当たり前に「マスクなしで出産できます！」というこちらのスタンスがいいなぁと思います！😊
コロナ陽性だからといって、その妊婦さんが帝王切開にするデメリットを考えてしまいます。
手術にすることで接する人は増えるし、入院期間も延びるし、赤ちゃんとの隔離期間も延びてしまう。
赤ちゃんとのふれあいタイムは母子の安心感、愛着形成のためにとっても大切な時間。生まれてすぐなんて、雛鳥でいえば刷り込みの時間🐣!!赤ちゃんが親と認識するのに1番1番大事な時間。
その大切なときをコロナ陽性になったことで、帝王切開になってしまい、母子が離れてしまうことによってママがどんな気持ちになるのか？産後どんな精神状態で生きていくのか？後悔とか、自己否定とか、自己嫌悪とか、そんな思いに駆られてしまうのではないかと本当に心配です。。
『生まれる』瞬間がもっともっとポジティブに、『よかった！』と思えるそんな素敵なものになってほしいなぁと心から願っております。と、、前置き長くなりましたが😅
帝王切開になってしまうかも‥😓という方も、もともと予定で帝王切開だよー！😂という方も、帝王切開後の身体の動かし方についてはぜひぜひ知っておくといいかなぁと思い、今回の投稿を書いてみます！
帝王切開になったあとの身体の使い方
このご時世で予定外に帝王切開が増えていることは確かだと思います。少しでもお役に立てれば幸いです！🙌🏻
今回は、帝王切開になった場合の「身体の使い方」について。まずは産後の痛みや負担をできるだけ減らすためのコツをお伝えします！痛みは負の感情を沸き立たせてしまうので‥😢産後にメンタル悪化するリスクはできるだけ減らしたいです💕
身体の使い方で気をつけることは、
⭐︎お腹に力を入れない
⭐︎お腹をねじらない
⭐︎お腹を圧迫しない
ということです。
実はこれは妊娠中から同じなのですが😃、妊娠中、お腹周囲はドラム缶だと思って生活してください、とお話しています。
初めてベッドから起き上がるときのポイント
具体的に、初めて起き上がる時のポイントをお伝えしていきます♪
①ベッドの高さを一番低く設定し、お尻とベッドのリクライニングの位置を合わせる
②ベッドにもたれながらリクライニングし、気分が悪くないか確認しながら少しずつ起き上がる
③ベッドを最後まで起こしきったら、身体をベッドサイドギリギリまで平行移動する
④傷口を押さえながら、身体を捻らないように横向きになる
⑤両足を床に下ろしてから、背もたれ側の手でベッドを押すようにして起き上がる（腹筋使わない！！）
傷口の痛みは我慢せずに、痛み止めも使いながら、身体を動かしていくことは大切です。麻酔が切れる前に、前もって痛み止めを使っておくことをオススメします。
ただし、産後の身体にとっては、横になる時間もすごく大事なので無理はなさらず、です😊血栓防止のためにも、寝ながらでも足を動かす、などはぜひしていってくださいね！
帝王切開は、急に言い渡されるから不安になりますよね。予想外なのが緊急帝王切開。。実は、私もあと5分子宮口全開大が遅ければ帝王切開になるところでした！
何が起きるかわからないお産。帝王切開になるかどうかは、隣り合わせ、紙一重。緊急帝王切開になった方のお話を伺うと産前産後になんらかのわだかまりを持っていると聞きます‥😇
頭も身体も追いつかないとモヤモヤ晴れずにわだかまりになってしまう‥それが産後や育児に与える影響はとても大きなものです。産後うつにもなりかねません。
そんなわだかまりにならないために、、
【帝王切開予定の方のためのココロ安らぐmother lesson】というのもあります😍
予定帝王切開の方や、帝王切開が不安という方にはお力になれると思います！バースプランも考えていきます🥰
帝王切開は、たくさんのスタッフが協力して、ママと赤ちゃんのために全力を尽くしてくれる、みんなでするお産。赤ちゃんもママも無事に出産のときを迎えられますように心よりお祈りしております😊
